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ニューヨーク金相場
6日のCOMEX金相場は、前週末からの買い戻しの動きが続くなか、この日は米政府系金融機関の赤字決算をきっかけに米景気の先行き不安が高まりドルが対主要通貨で軟化したことや、原油価格が連日の最高値を更新して上昇するなどで続伸となった。ただIMFが110億ドルを超える規模の金売却を含む増収案を承認したとの報が重しとなった。6月限は$884.50−$874.30で推移したあと前日比3.60ドル高の$877.70で終了した。
原油・石油製品
6日のNYMEX市場では、ナイジェリアでの武装勢力による石油施設へのテロ攻撃や、イラク北部でのトルコ軍とクルド人勢力との紛争などに伴う供給懸念や、アジアでの消費拡大観測などを背景に原油価格は122ドルを超えて急伸し史上最高値を更新した。 またこの日、ゴールドマン・サックスがここ2年のうちに原油価格は150ドルから200ドルに上昇するとのレポートを発表したことも支援材料となった。 原油6月限は$122.73−$119.33で推移し既往最高値を更新したあと前日比1.87ドル高の$121.84で終了した。これで原油価格はこの1年で59.91ドル、97%の上昇となった。ガソリン6月限は$3.1260−$3.0400で取引され日中の既往最高値を更新したあと前日比5.26セント高で終了し、終値としても史上最高値を更新した。灯油6月限は$3.3712−$3.2883のあと前日比4.70セント高の$3.3535で終了し、日中高値も終値としても史上最高値を更新した。 ナイジェリアでは、ローヤル・ダッチ・シェルの石油施設が先週末に武装勢力によって攻撃を受け日量16.4万Bの生産が止まっている。同社によるとこうした破壊行為によって第一・四半期は日量15.6万Bの生産に影響が出たとしている。またエクソン・モービルでは労働者によるストライキで日量86万Bの生産に支障が出ていたが、ストの終結し今週半ばから平常に戻るとしている。調査によれば同国の原油生産は1999年8月以来の低水準となる日量188万Bに落ち込んでいる模様だ。 トルコ軍は先週末からイラク北部のクルド人勢力に空からの攻撃を加えており緊張が高まっている。 国際エネルギー機関(IEA)によると、今年の中国の石油消費量は4.7%増加し日量789万Bに達するとし、また世界の石油需要も1.5%増加し日量8723万Bに達するとしている。
NYMEX6日終値
原油6月限 121.84ドル (+1.87) 10月限 119.68ドル (+1.95) 灯油6月限 335.35セント(+4.70) 11月限 341.70セント(+4.75) ガソリン6月限 310.55セント(+5.26) 11月限 288.30セント(+4.61)
今週の米週間石油在庫統計は日本時間今夜11:30に発表の予定だが、予想は以下の通りである。
原油在庫 160万B増加 ガソリン在庫 80万B増加 留出油在庫 10万B減少 稼働率 85.9%(0.5%上昇)