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ニューヨーク金相場
7日のCOMEX金相場は、欧州の景気悪化を示す経済指標を受けてユーロ安が進行、ドルは対主要通貨で強含んだ。これを受けて金の売り圧力が強まったが、原油相場が最高値を更新して上昇したのを背景に買い戻しが入り下げ幅を縮めて引けた。6月限は$871.70−$865.50で推移したあと前日比6.50ドル安の$871.20で引けた。
原油・石油製品
7日のNYMEX市場では、この日発表された米週間石油在庫統計で原油在庫が予想を超える大幅増加となったことで原油価格は発表直後軟化する場面もあったが、その後は留出油在庫の減少で灯油価格が上昇したことや、この日発表された第1四半期の米労働生産性の伸びが加速したことで、一段の経済成長とエネルギー需要の拡大を観測する向きが強まり原油価格はまたまた史上最高値を更新して上昇した。 原油6月限は$123.80−$120.54で推移し日中高値を更新したあと前日比1.69ドル高の$123.53で終了し、終値としても既往最高値を更新した。これで原油価格は今月に入って13.50ドル、12.2%の上昇となった。またNY市場終了後の時間外取引では一段高となり$123.87を付け最高値を更新している。 ガソリン6月限は$3.1323−$3.0588で取引され日中高値を更新したあと前日比1.27セント高の$3.1182で引け、終値としても既往最高値を更新した。灯油6月限は$3.4535−$3.3460のあと前日比9.38セント高の$3.4473で終了し、日中高値も終値としても既往最高値を更新した。 この日発表された第1四半期の非農業部門の米労働生産性は前期比年率2.2%上昇と前期の1.8%上昇から伸びが加速し、また前年同期比での労働生産性指数は3.2%上昇とほぼ4年ぶりの大幅な伸びとなった。これで米景気が良くなりつつあるとの印象を与え、市場は一段の経済成長とエネルギー需要の拡大を見込んだ。 この日発表された米週間石油在庫統計の詳細は後記の通りである。 原油在庫は稼働率が低下した一方で、輸入量が41万B増加し日量1062万Bに達したことで予想を大幅に上回る565万Bの増加となった。これで在庫量は3億2558万Bとなるも未だに昨年同期を1220万B下回る水準にある。またオクラホマ州、カッシングの原油在庫は90万B増加し2020万Bと2007年8月31日以来の高水準となった。 ガソリンは輸入量が増加した一方で、需要があまり伸びなかったことで在庫は79万B増加、これで在庫量は2億1188万Bと昨年同期を1490万B上回るレベルとなった。ガソリンの輸入量は10.9万B増加して日量149万Bに達したが、過去4週間平均の需要量は前年同期比0.3%増加の日量926万Bに止まった。 留出油在庫は10万B減少、うち灯油在庫は10万B増加し2170万Bと昨年を1340万B下回る水準となった。 この他のニュースでは、エクソン・モービルはナイジェリアからの原油輸出に関し不可効力条項の適用を通知された模様だ。
NYMEX7日終値
原油6月限 123.53ドル (+1.69) 10月限 121.76ドル (+2.08) 灯油6月限 344.73セント(+9.38) 11月限 350.95セント(+9.25) ガソリン6月限 311.82セント(+1.27) 11月限 291.92セント(+3.62)
この日発表された米週間石油在庫統計の詳細は次の通りである。
原油在庫 565万B増加 ガソリン在庫 79万B増加 留出油在庫 10万B減少 原油輸入 日量1062万B(+41万) 製品輸入 日量 339万B(−37万) 稼働率 85.0%(0.4%低下)