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貴金属 8日のNY金相場は上昇する展開。中心限月6月限は、前日比10.9ドル高の882.1ドルで取引を終了した。欧州中央銀行が定例理事会で政策金利の据え置きを発表後、トリシェ総裁が「インフレ期待の抑制が最優先課題」と発言したことからドル安が加速したことが支援要因となったようだ。またテクニカル的にも10日移動平均線を突破したことで買い戻しが入ったようだ。戻り基調となるようであれば900ドルが上値目処として意識されそうだ。本日の東京金相場は、為替が小幅に円高となっているものの、NY金相場が上昇したことで買いが優勢となりそうだ。ただ引き続き2900円から3000円のレンジ相場であり、また週末となっていることから積極的な商いにはならないことが想定される。短期的なテクニカル手動の取引となりそうだ。(K.A) 原油 8日のNY原油市場は高値警戒感から一時下押す場面もあったが、引き続き需給逼迫懸念が強いため史上初の124ドルを突破、結局123.69(+0.16)と小幅続伸して終了した。ここにきて外資系証券や著名トレーダーの超強気見通しが相次いでいることも支援材料となっていよう。本日の東京ガソリン市場はNY原油高から原油換算で600円程度の上昇が見込まれる。ただ2営業日連続でストップ高となったことから寄りから損失覚悟の買いなどにより上げ幅は拡大することも考えられる。また本日より東京市場の原油・石油製品に新規の建玉に対し、67,500円の臨時増証拠金が徴収されることも注意したいところ。NY原油夜間取引は124.17(+0.48)と続伸気配で推移している。(M.O) 穀物 昨晩の海外穀物市場はトウモロコシが続伸、大豆がまちまちとなった。トウモロコシ5月限は17.25セント高の618.75セント、大豆5月限は1.00セント高の1298.25セント。トウモロコシにおいては、引き続き作付作業の遅れによる生産減少懸念が主な要因となっているようだ。大豆においてはトウモロコシの作付け面積減少による作付面積拡大、生産増との見方が圧迫要因となっているものの、目先の要因としてアルゼンチンのストライキにおいて、農家らは穀物輸出税を巡って抗議活動を再開する見通しで、同国の主要な穀物取引所では売買が停止さているという。また、米農務省発表の週間輸出制約高はトウモロコシが予想を下回る40万0600トン、大豆は予想の範囲内となる28万0600トンとなった。本日の東京穀物市場においては、海外市場になびくことも想定されるものの、103円台後半での推移となっている為替の動きにも十分注意したいところだ。値幅制限はトウモロコシが800円となり、トウモロコシ、一般大豆、Non-GMO大豆いずれも通常に戻った状態となる。また、夜間取引トウモロコシは0.25セント高、大豆は5.75セント高あたりでの推移となっている。(S.Y)