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ニューヨーク金相場
9日のCOMEX金相場は、序盤は軟調に推移していたが、その後は原油の上昇を眺めて買いが入り小幅続伸となった。またインドの婚礼シーズンを控えて同国の現物需要が増加していることも支援材料となった。6月限は$888.50−$871.00で推移したあと前日比3.70ドル高の$885.80で終了した。
原油・石油製品
9日のNYMEX市場では、ドル安を受けて実物資産の魅力が高まり商品市場に資金が流入、とりわけ投機筋が石油先物に資金を移したことや、世界的にディーゼル油、灯油の需給がひっ迫していること、ナイジェリア国内の紛争でガソリン生産に最適なボニーライトの供給が減少していることなどで原油価格はこの日も史上最高値を更新し126ドル台に上伸した。またガソリン、灯油先物価格も史上最高値を更新して上昇した。 原油6月限は$126.20−$124.08で推移し、日中最高値を更新したあと前日比2.27ドル高の$125.96で終了、終値としても既往最高値を更新した。これで5日連続で最高値を更新し、今月に入ってからの原油期近限月の上げ幅は16ドル、14.5%に及んだ。ガソリン6月限は$3.2038−$3.1378で推移し、前日比2.02セント高で終了、日中高値も終値としても既往最高値を更新した。灯油6月限は$3.6383−$3.5100で取引され史上最高値を更新した後前日比12.62セント高の$3.6360で終了し、終値としても既往最高値を更新した。またNY市場終了後には$3.6524を付け史上最高値を更に更新して上昇した。灯油のクラック・スプレッドは前日の$23.72からこの日は$26.75へ拡大した。 欧州でのディーゼル油の需要増大に加え、中国では発電用ジェネレーター用の灯油需要が増加するなどで留出油の需要が急激に伸びている。米国の石油製品の輸出量はディーゼル油を中心に増加し先週の輸出量は17年ぶりの高水準となっており、この影響で米国の留出油在庫は減少を続け在庫量は例年の半分近くに減少、ニューヨーク港が含まれるPADD1地区の在庫は前年比22%の減少となっている。 リファイナリー関連では、ヴァレロ・エナジーはテキサス州、ポート・アーサーと、カナダのケベックのリファイナリーの再稼働を発表したが、同時にテキサス州、コルパス・クリスティにある日産34万バレルのリファイナリーを2週間にわたって操業停止すると発表している。 シカゴ商品先物取引協会(CFTC)が発表した5月6日現在の投機筋のポジションは、原油がネット買い持ちの63218枚でネット買い持ちが9907枚増加、ガソリンがネット買い持ちの60007枚でネット買い持ちが404枚増加、灯油がネット買い持ちの18144枚でネット買い持ちが4123枚減少となっている。
NYMEX9日終値
原油6月限 125.96ドル (+2.27) 10月限 125.14ドル (+2.68) 灯油6月限 363.60セント(+12.62) 11月限 369.40セント(+12.57) ガソリン6月限 320.12セント(+6.34) 11月限 300.12セント(+6.09)