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ニューヨーク金相場
14日のCOMEX金相場は、この日発表された4月の消費者物価指数でコア指数の伸びが予想よりも低くインフレ懸念が緩和したことや、この日発表された米石油在庫統計が予想よりも弱い内容で原油価格が反落したことなどを背景に続落となった。6月限は$870.50−$864.00で推移したあと前日比3.10ドル安の$866.50で引けた。
原油・石油製品
14日のNYMEX市場では、前日の上昇要因となっていたイランの原油減産報道をめぐり、この日は同国の国営石油会社幹部が原油輸出を削減する計画はないと述べたと伝えられたことや、この日発表された米週間石油在庫統計で留出油在庫が予想以上に増加し、価格高騰と景気、消費動向の変化で製品需要が減退していることが明らかになったことなどで原油価格は反落した。 原油6月限は$126.04−$123.77で推移したあと前日比1.58ドル安の$124.22で終了した。ガソリン6月限は$3.2160−$3.1691で取引のあと前日比1.96セント安の$3.1804で引けた。また灯油6月限は$3.7228−$3.6140で推移し、一時史上最高値を更新したあと前日比8.11セント安の$3.6178で引けた。 この日発表された米週間石油在庫統計の詳細は後記の通りである。 原油在庫は輸入量が69万B減少し日量993万Bに止まったことや、稼働率が1.6%上昇し86.6%に達したことなどで17万Bの増加にとどまった。これで在庫量は3億2575万Bと昨年を1450万B下回る水準となった。またオクラホマ州、カッシングの原油在庫は20万B増加して2041万Bとなった。 ガソリン在庫は変わらずの予想に対し171万Bの減少となり、在庫量は2億1016万Bとなったが未だ昨年を1180万B上回っている。 留出油在庫は133万B増と予想を超えての増加となった。うち灯油在庫は40万B増加して2210万Bとなり昨年を1270万B下回るレベルになった。 石油製品の5月9日までの4週間の平均需要は日量2050万Bで前年帆0.3%の減少となった。 欧州での留出油在庫が急激に減少し4月には前月比1.4%、前年比7.2%減となる3億6128万Bに落ち込んだ。欧州、中南米、中国でのディーゼル油や灯油の需要増加で米国からの留出油の輸出が増加しており、今回この影響が統計に出ると思われていたが、予想に反し留出油在庫が予想を超えて増加したことがサプライズだったようだ。
NYMEX14日終値
原油6月限 124.22ドル (−1.58) 10月限 123.78ドル (−0.92) 灯油6月限 361.78セント(−8.11) 11月限 367.14セント(−8.85) ガソリン6月限 318.04セント(−1.96) 11月限 297.54セント(−1.91)
この日発表された米週間石油在庫統計の詳細は次の通りである。
原油在庫 17万B増加 ガソリン在庫 171万B増加 留出油在庫 133万B増加 原油輸入 日量 993万B(−69万) 製品輸入 日量 346万B(+6万) 稼働率 85.0%(0.4%低下)