5月15日 海外市況 │ トレピ.com

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5月15日 海外市況

貴金属
14日のNY金相場は下落する展開。ドルが上昇したことを嫌気した売りが出たことで軟調な地合いとなったようだ。再びテクニカルでは10日移動平均線を割り込み850ドルが意識される取引となっている。昨晩の米国株式市場では4月のCPI統計において総合指数が前月比0.2%上昇となり市場予想を下回る数字となったことで、インフレ懸念が後退、FRBによる利上げ圧力が弱まったとの見方などから買いが優勢となった。ただ今月の高値水準である1万3000ドル付近では利益確定の売りにより上げ幅を縮小するなど慎重な動きとなっている。また原油相場もここ最近の上昇していたがここ数日高値がほぼ同水準であったことから上値の重さを嫌気したファンドからの利益確定の売りが出たことも金相場には圧迫要因となっている。NY金相場では、金ETFの残高減少傾向は一応落ち着きをみせているが積極的な買い手不足となっているようだ。本日の東京金相場は、NY金相場が下落したものの、現物市場は引け時点と比べて約1.5ドル程度上昇しており、為替にも大きな動きがみられないことから換算値ベースでは5円程度の上昇となる見込み。現物筋からの買いが期待される場面であり、850ドルでサポートされるかに注目となりそうだ。ただ東京金相場は、引き続き内部要因の悪化と人気離散傾向から軟調地合いが継続しそうだ。(K.A)

原油
14日のNY原油市場はここのところ市場の牽引役となっていた留出油在庫が予想を超える増加を示したことから、売りが先行し反落、結局124.22(-1.58)で終了した。この日EIAが発表した週間在庫統計では原油在庫が前週比20万b増加(事前予想は180万b増加)、ガソリン在庫は同170万b減少(事前予想は変わらず)、留出油在庫は同140万b増加(同80万増加)という数字で、留出油在庫増が材料視されたようであるが、ガソリン在庫の減少は今後の下支え要因となろう。本日の東京ガソリン市場はNY原油安から原油換算で1,000円程度の下落が見込まれるが、灯油市場が昨日終始ストップ高に張り付いていたことは他市場の波乱要因となりそう。NY原油夜間取引は124.05(-0.17)あたりの推移となっている。(M.O)

穀物
昨晩の海外穀物市場はトウモロコシが続落、大豆が期近を除き続伸となった。米中西部で来週にかけ、ほぼ全域で晴れるとの好天予報を受けトウモロコシは5月限が7.75セント安の589.75セント、7月限が11.00セント安の596.25セントとなった。大豆は5月限が3.50セント安の1371.00セント、7月限は変わらずの1379.50セントとなったものの、米中西部での作付け作業の遅れ懸念や、米農務省の生産高見通しが予想を下回ったこと、アルゼンチンのストライキなどがサポート要因となったとみられ、期先限月は2.00セント高〜9.25セント高なった。本日の東京穀物市場の値幅は昨日の値動によりトウモロコシが800円に戻り、一般大豆が2,400円、Non-GMO大豆が3,000円に拡大のままとなる。夜間取引はトウモロコシ7月限が1.00セント高、大豆7月限が1.50セント安あたりでの推移となっている。(S.Y)

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