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貴金属 3日のNY金相場は下落する展開。中心限月8月限は、前日比11.5ドル安の885.5ドルで取引を終了した。取引開始後は買いが優勢となる場面も見られたが、ドルが上昇したことで売りが優勢となった。チャートでも900ドルの節目を回復出来なかったことで上値の重さを示す展開となった。昨晩の米国市場では株式市場は100ドル近い下落となった。米ウォールストリートジャーナル紙がリーマンブラザーズが最大40億ドルの増資を検討していると伝えたことや、リーマンが連銀窓口貸出を利用しているとのうわさが出たことで金融株が圧迫され株式市場を圧迫した。ただ4月の製造業新規受注がしっかりとした内容となったこと、バーナンキFRB議長がドル安によるインフレ懸念を指摘したことからドルは大幅に買われる展開となっている。株式市場が下落したものの、ドル高を背景にNY金相場は大きく売られる展開となった。また南ア鉱山会議所が電力不足による操業停止や稼働率の低下により第1四半期の生産が前期比16%減と発表されたことは材料視されなかった。本日の東京金相場は、為替が円安となったものの、NY金相場が下落した流れをうけ売りが優勢となりそうだ。再び3000円の節目を割り込んだことで内部要因の悪化による売りが活発化しそうだ。特にNY金相場が900ドルを突破に失敗し上昇トレンドへの変化に失敗したことで短期的には方向感がはっきりとしないことから買いが入りにくくなりそうだ。(K.A) 原油 3日のNY原油市場はFRB議長がドル安によるインフレ懸念を指摘したことからドルが反発し、商品市場は総じて下落し、NY原油は124.31(-3.45)と急反落して引けた。NY市場ではナフサが原料である原油よりも割安となっていることなどから、石油製品需要の落ち込みが指摘されている。同様に国内ガソリン市場も需要期に入っているにもかかわらず、原油とのクラックは縮小したままで、需要の落ち込みが原因であることは否めない。本日の東京ガソリン市場はNY原油安から原油換算で1,000円程度の下落が予想される。NY原油夜間取引は124.52(+0.21)と反発推移で始まっている。(M.O) 穀物 昨晩の海外穀物市場は、トウモロコシ、大豆ともに下落する展開となった。トウモロコシ7月限は7.75セント安の608.00セント、大豆7月限は6.00セント安の1359.50セントとなった。両銘柄ともにCFTC(米商品先物取引委員会)による規制強化対策の発表が嫌気された格好となったようだ。また、食料サミットにおいて、農産物に依存しないバイオ燃料の研究、実用化に関する発言や、食料市場の投機的な値動きの監視への動きが見られたことも心理的な下落要因となったようだ。また、米農務省は2日、トウモロコシ、大豆の作付け進捗率について両銘柄ともに5年平均を下回っていると発表した。しかし、市場ではCFTCの規制強化対策や、食料サミットでのバイオ燃料向け需要の減少を示唆する発言が材料視されているようである。本日の東京穀物市場の値幅制限はトウモロコシが1,200円、一般大豆が2,400円に拡大、Non-GMO大豆は3,000円に拡大のままとなる。(S.Y)