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貴金属 5日のNY金相場は、下落する展開。中心限月8月限は、前日比8.3ドル安の875.5ドルで取引を終了した。取引開始直後は、大きく下落する場面も見られたがドルが急反落をしたことで下げ幅を縮小している。欧州中央銀行のトリシェ相殺がインフレ懸念を示し、次の定例理事会での利上げを示唆したことでドルが急落、一時867.7ドルまで下げていた金相場は下げ幅を縮小した。ただ原油相場が大幅に上昇しているにもかかわらずプラス圏での取引と出来なかったことで地合いの悪さが目立つ。また米国株式市場が4月中旬以来となる前日比213.97ドル高と大きく反発したこともNY金相場を圧迫しているようだ。本日の東京市場では為替が円安となっていることでNY金相場が下落しているものの買いが優勢となりそうだ。ただ昨日の取引でも3000円以上では買いが細っており積極的に買いを入れる向きは限定的となっており、本日も戻り売り基調が継続しそうだ。原油相場や大豆市場の反発が継続するようであれば、東京金相場も下げ幅が小さくなると見られるが方向感のない取引が継続となりそうだ。(K.A) 原油 5日のNY原油市場はECB総裁が早期の利上げを示唆したことで、ドルが対ユーロで急落したことから、買いもの一色となり3営業日ぶりに大幅急騰し、127.79(+5.49)で終了した。トリシェECB総裁は政策金利を据え置いた後の記者会見で、次回7月の定例理事会での利上げを示唆した。本日の東京ガソリン市場はNY原油の急騰から原油換算で3,600円程度の上昇が見込まれ、ストップ高張り付きとなる公算が高い。またNY原油夜間取引は128.25(+0.46)と続伸して始まっている。(M.O) 穀物 昨晩の海外穀物市場は、トウモロコシ、大豆ともに続伸する展開となった。トウモロコシ7月限は28.75セント高の643.25セント、大豆7月限は63.00セント高の1452.00セントとなった。原油市場の急反発をはやしたほか、トウモロコシにおいては、生産地での大雨の影響で作付け作業を続けられない、一部では作付けのやり直しを余儀なくされていることが続伸要因となったようだ。大豆では、トウモロコシ同様降雨の影響で米国産大豆の作付け、生育に支障が出ていること、アルゼンチンでのストライキの影響で大豆の輸出がブラジルなどにシフトしていることも続伸要因となったようだ。ブラジルの5月の大豆輸出高は444万トンと記録を更新したという。米農務省発表の週間輸出成約高は、トウモロコシが予想の上限付近の70万2400トン、大豆が予想の範囲内の58万1600トンとなった。本日の東京穀物市場の値幅制限は、昨日の値動きによりトウモロコシが1,200円、一般大豆が2,400円、Non-GMO大豆が3,000円と3銘柄いずれも拡大となる。105円後半での推移となっている為替もサポート要因となり、大幅上昇となるのではないだろうか。(S.Y)