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ニューヨーク金相場
6日のCOMEX金相場は、朝方発表された5月の米雇用統計で失業率が5.5%へと大幅に悪化したことをきっかけにドルが対主要通貨で下落、さらに原油が史上最高値を更新して急騰したことで、ドルの代替投資先として、またインフレヘッジとしての金の魅力が高まり金価格は大幅反発となった。8月限は$902.00−$887.50で推移したあと前日比23.50ドル高の$899.00で終了した。
原油・石油製品
6日のNYMEX市場では、この日発表された5月の米雇用統計で失業率が大幅悪化したことをきっかけにドルが対主要通貨で下落したこと、イランの核開発をめぐる緊張の高まり、ナイジェリアでの石油労働者のストで同国の原油輸出に影響が出るとの懸念、米大手証券会社が原油価格の150ドルへ上昇するとのレポートを出したことなど強材料が重なり原油価格は1日の値幅としては過去最高の10ドル以上の急騰を演じ、史上最高値を大幅に更新して上昇した。 原油7月限は$139.01−$127.80で推移し、史上最高値を更新したあと前日比10.75ドル高の$138.54で終了し終値としても既往最高値を更新、これで年初からの上昇率は44.3%に及んだ。 ガソリン7月限は$3.5650−$3.3250で取引のあと前日比21.35セント高の$3.5480で終了、日中高値も終値としても既往最高値を更新した。 灯油7月限は$3.9925−$3.6800のあと前日比29.32セント高の$3.9740で引けた。 この日発表された5月の雇用統計で、非農業部門の就業者数は49000人の減少と予想の範囲内だったものの、失業率が予想を大幅に超える5.5%となり、上げ幅としては1986年2月以来の大幅な悪化となったことで、ドルが対主要通貨で下落し原油価格を支援した。 この日、イスラエル軍参謀総長であるモファズ運輸相はイランが核開発をやめないなら核開発施設への攻撃は避けられないだろうと述べたことで中東の緊張が一気に高まった。イスラエルは過去にも核開発を進めていたイラクの核施設を空爆し開発を阻止した実績がある。万が一イスラエルがイランの核開発施設を攻撃するようなことになれば、イランはホルムズ海峡を封鎖するなどの報復措置をとるものと見られ、原油価格に及ぼす影響は計り知れない。 またこの日、米証券大手モルガン・スタンレーは6月中に予定されている原油の荷動きを調査した結果、アジア諸国の原油輸入が急増するため原油価格は7月4日までに150ドルに達するとのレポートを発表し強材料に加わった。 シカゴ商品先物取引協会(CFTC)が発表した6月9日現在の投機筋のポジションは、原油がネット買い持ちの28296枚でネット買い持ちが2429枚増加、ガソリンがネット買い持ちの64557枚でネット買い持ちが2105枚増加、灯油がネット買い持ちの15075枚でネット買い持ちが969枚減少となった。
NYMEX6日終値
原油7月限 138.54ドル (+10.75) 11月限 138.15ドル (+9.94) 灯油7月限 379.40セント(+29.32) 12月限 406.80セント(+28.17) ガソリン7月限 354.80セント(+21.35) 12月限 330.95セント(+21.87)