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貴金属 6日のNY金相場は大きく上昇する展開。中心限月8月限は、前日比23.5ドル高の899.0ドルで先週末の取引を終了した。失業率が上昇したことで利上げ観測が後退し、ドルが急落、さらに原油相場が大きく上昇したことでNY金相場にも買いが優勢となった。ただ節目となっている900ドルを引値で回復するには至っていない。引け後に発表となったCFTCの大口投機家の買い越し幅は、17万0211枚と前週の19万1512枚から大きく減少した。方向感のない取引となったことが手仕舞い売りを即したようだ。またイスラエル副首相がイランの各施設への攻撃を示唆したことも支援要因として指摘されている。本日の東京金相場は、NY金相場が大きく上昇したことで買いが優勢となりそうだ。先月の高値水準である3120円を突破するようであればレンジ放れから一段高が期待できる環境となる。ただし商品市場、特に原油相場の動きが予測不可能なほど乱高下している点には注意したい。(K.A) 原油 6日のNY原油市場は5月の米雇用統計で失業率が大幅に悪化したことをきっかけに、ドルや米株式が大幅軟化したことから、商品市場に資金が還流、2週間ぶりに最高値を更新し138.54(+10.75)で終了した。イスラエル軍元参謀総長のモファズ運輸相が「イランの核計画を止めるためには攻撃は避けられない」と発言したことから供給懸念が高まったことも相場を押し上げた。CFTCが発表した3日現在の大口投機家のポジションは原油が28,296枚の買い越し(前週比 +2,429枚)、ガソリンが64,557枚の買い越し(前週比 +2,109枚)、留出油は15,075枚の買い越し(前週比 -987枚)という内容であった。本日の東京ガソリン市場はNY原油が急騰したことから、原油換算で6,000円近く上昇が見込まれ、終始ストップ高に張り付く展開と予想される。週明けのNY原油夜間取引は137.86ドル(-0.68)あたりで始まっている。(M.O) 穀物 週末の海外穀物市場は続伸する展開となった。トウモロコシ7月限が7.50セント高の650.75セント、大豆7月限は5.50セント高の1457.50セントとなった。原油の急騰以外に、トウモロコシでは米中西部における大雨による生育の遅れ、作付けのやり直しなどの懸念が出ていることが続伸要因となったようだ。期近ベースで高値を更新、09年7月限は一時715.75セントをつけ史上最高値をつけた。また、アイオワ州デイモンのポーク・エキスポでは、トウモロコシの作付面積が8,200〜8,300万エーカーと推定され、米農務省の作付け意向面積である8,600万エーカーよりも大幅減少となると指摘する発言がでている。大豆においてはアルゼンチンの農家のストライキ、米中西部での雨による大豆の生産への影響が続伸要因となったようだ。本日の東京穀物市場は、海外市場高になびき大幅上昇となることが予想される。値幅制限はトウモロコシが1,200円、大豆が2,400円、Non-GMO大豆は3,000円と3銘柄いずれも拡大のままとなる。(S.Y)