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貴金属 9日のNY金相場は、小幅に下落する展開。中心限月8月限は、前日比0.9ドル安の898.1ドルで取引を終了した。ドル安や原油安を嫌気する場面も見られたが、UBSの経営悪化のうわさがリーマン・ブラザーズの赤字見通しなどが発表されたことで下げ幅は縮小している。ただチャートでは900ドル以上では頭を押さえられるなど、もう一段の上昇となるためには新規材料が必要なようだ。昨晩の米国株式市場では予想を上回る既存店売上高や4月の米住宅販売留保指数が上昇し、6ヶ月ぶりの高水準となったことが支援要因となり、上昇したことも金相場には圧迫要因となったようだ。本日の東京金相場は、為替が円安となったが、引け時点よりも現物市場が下落していることで小幅下落の展開となりそうだ。昨日の取引でトライできなかった3100円を突破し5月22日の3121円、27日の3119円を突破するようであればレンジ放れから上げ幅を拡大しそうだが、NY金相場同様この水準で頭を押さえられるようであれば短期的に利益確定の売り局面となりそうだ。(K.A) 原油 9日のNY原油市場は週末の急伸に対する利食いの売りとドルの買い戻しの流れが見られたことから一部商品市場から資金流出の流れとなり急反落、134.35(−4.19)で終了した。日中の値動きが10ドル、5ドルと続いており、また週末の出来高が100万枚を超えるなど、非常にボラタイルな動きとなっている。一方、東京ガソリン市場は2営業日連続ストップ高でほとんど商いは成立できない状態となっていた。本日の東京ガソリン市場はNY原油安から前日からの原油の単純換算では1,300円程度の下落と見込まれるが、ここ2営業日の価格の積み残しと、買い物残から、ストップ高での寄り付きも十分想定されるので注意が必要である。NY原油夜間取引は135.21(+0.86)と反発推移で始まっている。(M.O) 穀物 昨晩の海外穀物市場は、トウモロコシが続伸、大豆がまちまちとなった。トウモロコシ7月限は、6.50セント高の657.25セント、大豆7月限は5.50セント安の1452.00セントとなった。続伸となったトウモロコシでは、米コーンベルトでの大雨による生産懸念が材料となったようだ。大豆においては、アルゼンチンでのストライキにおいて農家側が3度目のストライキを中止し政府側に交渉を求めたことで、新たな展開が予想されたことが圧迫要因となったようだ。ただ、米国の大豆生産地域内での降雨予報などで期先限月を中心に上昇している。大豆の新穀11月限は7.50セント高の1447.00セントとなっている。また、米農務省発表の週間輸出検証高は、トウモロコシでは事前予想の範囲内となる3631万5000ブッシェル、大豆では予想を下回る398万3000ブッシェルとなった。本日の東京穀物市場の値幅制限は、トウモロコシが1,200円、一般大豆が2,400円と拡大のまま、Non-GMO大豆は2,000円に戻りとなる。106円30銭台で推移している為替がサポート要因となり、おおむね強含む展開となるのではないだろうか。(S.Y)