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貴金属 10日の東京金相場は、下落する展開。標準金期先4月限は、前日比23円安の3072円、金ミニ期先10月限は、前日比16円安の3066円となっている。標準金の出来高は、18732枚と閑散な取引となっている。寄り付きは、為替が円安となったものの、前日の東京引け時点よりも現物市場が下落していたことで売りが優勢となった。しばらくは昨日の相場の流れを受け押し目を拾う動きが見られたが、その後は頭の重さを嫌気した売りに下げに転じ、さらに3080円を割り込むと下げ幅を拡大、さらにテクニカルでも75日移動平均線に押さえられたことが圧迫要因となったようだ。本日の東京株式市場は、米国株式市場が上昇したことを受け寄り付きは買いが優勢となったもの、再び信用リスクを警戒する売りに、買い一巡後はマイナス圏で前場の取引を終了している。株式市場が軟調となったものの、為替相場は円安基調が継続している。市場では、バーナンキFRB議長のインフレ期待の定着に強く抵抗するとの発言を受けドルが強含みとなっている。為替相場が円安となっているものの、金現物市場では900ドル付近では買いが継続しないことから東京金相場も積極的に買いを入れる向きは限定的となっている。しばらくは3000円から3100円のレンジ相場での取引が予想され仕掛けにくい状況が続きそうだ。(K.A) 石油製品 10日前場の東京ガソリン市場はNY原油安であったが、昨日までの海外の上げに対する価格の積み残しと買い物残をうけ、寄りから買い物先行、先限12月物は94,280円(+2500)で寄り付いた。その後は利食い売りとNY原油夜間取引高をみた強気買いに上下に振れる展開となり、結局93,790円(+2010)で前場は終了した。国内需要の落ち込みから、ガソリンクラックが8月物でも7,000円程度にまで縮小してきている。昨日の国内市場のファンド系・受渡し筋系の手口はガソリンで約60枚の買い越しの手口、灯油で約40枚の売り越しの手口、原油で約20枚の売り越しの手口と推測され、昨日はストップ高張り付きのため手を出し辛い展開であろう。NY原油夜間取引は134.95(+0.60)あたりと反発推移は保ったままである。(M.O) 穀物 10日の東京穀物市場前場は、トウモロコシがまちまち、大豆が大幅安となった。トウモロコシは210円安〜110円高、一般大豆は1,340円安〜100円高、Non-GMO大豆は2,000円安〜440円安となった。期先前引けは、トウモロコシが110円高の44,760円、一般大豆が1,340円安の74,840円、Non-GMO大豆は440円安の94,800円となった。Non-GMO大豆の3、4番限はストップ安で前引けている。また、前日比を上回ったトウモロコシの期先は前場2節に44,830円をつけ一代高を更新している。東京穀物市場後場は、106円70銭台の円安方向で推移する為替がサポート要因となるかどうか注目したいところだ。(S.Y)