6月11日 海外市況 │ トレピ.com

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6月11日 海外市況

貴金属
10日のNY金相場は、下落する展開。中心限月8月限は、前日比26.9ドル安の871.2ドルで取引を終了した。FRBバーナンキ議長がインフレを警戒する発言をしていることで利上げ観測が市場では再び出ており、ドルが買われる展開となった。また原油相場がCFTCの市場規制を背景に急落したことも圧迫要因となった。チャートでは再び直近の安値付近まで下落しており、現物筋からの買いが入るかに注目となりそうだが、上値が900ドル、安値を850ドルを見る向きが多く、下げ止まりを確認するまでは買いを入れにくい状況となっている。インフレ懸念がささやかれているが現状では、インフレを材料にした買いは余り見られていない。本日の東京金相場は、円安となっているものの、NY金相場が軟調となったことで売りが優勢となりそうだ。引き続き3000円から3100円のレンジ内での取引となっており為替を材料にした買いは期待できず、軟調地合い継続となりそうだ。(K.A)

原油
10日のNY原油市場は一時IEAが産油国の生産減少を予想したことから買いが先行し3ドルを越す上昇場面もあったが、ドル高の進行とサウジアラビアが増産を行っているとの報から、一転売りが優勢となり、結局131.31(−3.04)で終了した。米主要メディアによると、サウジの産油量は4−6月期に入って日量50万バレル増加しているという。本日の東京ガソリン市場はNY原油安から原油換算で500円程度の下落が見込まれ、3営業日ぶりに反落することが予想される。ただNY市場が上下で7ドル超振れるなど、揺さぶりが続いており、東京市場も追随することも予想され注意が必要である。NY原油夜間取引は131.55(+0.24)と小幅反発して始まっている。(M.O)

穀物
昨晩の海外穀物市場はトウモロコシが続伸、大豆が下落する展開となった。トウモロコシ7月限は、16.00セント高の673.25セント、大豆7月限は5.50セント安の1446.50セントとなった。トウモロコシにおいては、米農務省が発表した6月の需給報告においてイールド予想を引き下げ、5月時点の153.9ブッシェルから148.9ブッシェルとしたことが続伸の要因となったようだ。早い段階でのイールド引き下げ予想を受け、今年のトウモロコシ生産が危ぶまれていることを暗示しているとの声も聞かれた。大豆においては、需給報告の07−08年度の期末在庫について1億2500万ブッシェルと、5月の1億4500万ブッシェルより引き下げられたことがサポートとなったものの、豪雨によりトウモロコシの生産に支障をきたしていることを受け、大豆の作付面積が拡大するとの観測により下落する展開となったようだ。また、トウモロコシ09年7月限は、726.25セントと史上最高値をつけている。本日の東京穀物市場の値幅制限は、トウモロコシが800円、Non-GMO大豆が2,000円と通常通り、一般大豆が2,400円に拡大のままとなる。海外市場の値動きを映す展開となりつつも、107円台で推移する為替がサポートする場面も見られるのではないだろうか。夜間取引はトウモロコシ7月限は4.25セント高の677.50セント、大豆7月限は10.00セント高の1456.50セントあたりでの推移となっている。(S.Y)

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