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ニューヨーク金相場
17日のCOMEX市場では、この日発表された米経済指標が強弱まちまちのものだったことや、原油もドルも軟調となったことなどでほぼ横ばいで推移し小幅高で終了した。 この日発表された5月の米住宅着工件数や鉱工業生産指数は弱い内容だったものの、生産者物価指数は大きな伸びを示した。8月限は$889.10−$876.70で推移したあと前日比0.60ドル高の$886.90で引けた。
原油・石油製品
17日のNYMEX市場では、この日発表の米住宅指数の大きな落ち込みで景気懸念が広がったことや、サウジアラビアの増産観測などで原油価格は3営業日続落となった。 原油7月限は$135.23−$132.00で推移したあと前日比0.60ドル安の$134.01で終了した。ガソリン7月限は$3.4659−$3.3830で取引のあと前日比2.00セント安の$3.4179で引けた。灯油7月限は$3.8543−$3.7540のあと前日比0.52セント安の$3.8222で引けた。 この日発表された5月の米住宅着工件数は前月比3.3%減の97万5000戸と過去17年間で最低の水準に落ち込んだ。また先行指数となる5月の住宅着工許可件数は1.3%減の年率96万9000戸となった。また同日発表された5月の米鉱工業生産指数は前月比0.2%低下し2ヵ月連続のマイナスとなり、鉱工業設備稼働率は79.4%とハリケーン“カトリーナ”が襲来した2005年9月以来の低水準となった。こうした極めて弱い内容の経済指数が出たことで米景気の低迷により石油需要が減退するとの観測が強まった。 今週の日曜日にサウジアラビアのジェッダで開かれる石油の生産国と消費国との会議でホストを務めることになっているサウジアラビアは、同国の原油生産を7月より日量970万バレルに増産する予定である旨パン・ギムン国連事務総長に伝えていたが、この日もこのサウジアラビアの増産が圧迫材料となった。ただイランのOPEC代表は、サウジアラビアの一方的な増産は間違っており,増産はOPEC参加国の承認を得て実施されるべきものだとしている。 この他のニュースでは、フランス最大の石油港であるフォス・ラヴェラ港での6日間のストで37隻のタンカーの運航が止まっている。
NYMEX17日終値
原油7月限 134.01ドル (−0.60) 11月限 135.54ドル (−0.90) 灯油7月限 382.22セント(−0.52) 12月限 395.42セント(−0.57) ガソリン7月限 341.79セント(−2.00) 12月限 324.64セント(−1.65)
今週の米週間石油在庫統計は日本時間今夜11:30に発表の予定だが、予想は以下の通りである。
原油在庫 150万B減少 ガソリン在庫 80万B増加 留出油在庫 180万B増加 稼働率 89.0%(0.4%UP)