6月19日 海外市況 │ トレピ.com

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6月19日 海外市況

貴金属
18日のNY金相場は、上昇する展開。中心限月8月限は、前日比6.6ドル高の893.5ドルで昨晩の取引を終了した。原油高や米国株式市場安、南アでの電力値上げを背景に買いが入ったようだ。ただテクニカル的には、16日の高値である897.3ドルを一時突破する場面も見られたが900ドルを前に再び失速するなど戻り基調継続ながら上値の重さが目立つ取引となっている。昨晩の米国株式市場は、大幅下落となり、3ヶ月ぶりの安値となっている。景気減速懸念や銀行株の悪材料を背景に売りが優勢となった。景気の先行指数として市場が注目しているフェデックスは燃料コストの上昇を背景に弱い業績予想を発表、また大手地銀のフィフス・サード・バンコープが減配と20億ドルの増資計画を発表したことで大幅安となったことが圧迫材料となっている。テクニカル的にも12日の安値である12076.93ドルを割り込んだことでテクニカルな売りが出たようだ。さらに昨日の取引では南ア電力供給公社のエスコムが、電力料金の27.5%の引き上げを許可されたことが金相場では支援要因となり、上げ幅を拡大したようだ。本日の東京金相場は、為替が小幅に円高となっているものの、現物市場が上昇していることで買いが優勢となるとみられる。換算値ベースでは22円前後の上昇となり5月22日の高値である3121円を突破するようであれば売り方の買戻しに上げ幅が拡大する可能性がある。1ヶ月半にわたるレンジ相場を放れるかに注目となりそうだ。(K.A)

原油
18日のNY原油市場はナイジェリア石油大手シェブロンの労組がスト入りを警告したことや、22日にサウジで開催される会合で増産の発表はないとの見通しを米政府が発表したことから急伸、136.68(+2.67)と4営業日ぶりに反発して引けた。またEIAが発表した週間在庫統計では原油在庫が前週比120万減少(事前予想は同150万b減少)、ガソリン在庫は同120万減少(事前予想は同80万b増加)、留出油在庫は同260万b増加(事前予想は180万b増加)という数字でガソリン在庫が事前予想に反し、減少することとなったことも強材料。本日の東京ガソリン市場はNY原油が反発したことから、原油換算で1,100円程度の上昇が見込まれ、17日につけた上場来高値である97,760円をトライすることが想定される。一方、NY原油夜間取引は136.24(-0.44)と反落して始まっている。(M.O)

穀物
昨晩の海外穀物市場は、トウモロコシが続伸、大豆が反落する展開となった。トウモロコシ7月限が4.00セント高の746.25セント、大豆7月限が2.00セント安の1556.00セントとなった。トウモロコシは米中西部での洪水による作柄悪化、生産減少懸念より続伸。大豆においては、アルゼンチンのストライキが解決するとの思惑から反落となったようだ。イリノイ州、ミシシッピ川の堤防が決壊する可能性が高いとの見通しで、28万5000エーカーの農地が被害を被る可能性があるという。アルゼンチンでのストライキについて農家が18日にも抗議活動を終え、アルゼンチンの大豆の輸出が拡大するとの見方がでている。本日の東京穀物市場の値幅制限は、トウモロコシ1,200円、一般大豆2,400円、Nom-GMO大豆は3,000円に3銘柄いずれも拡大となる。夜間取引はトウモロコシ7月限は2.75セント高の749.00セント、大豆7月限は3.25セント高の1559.25セントあたりでの推移となっている。(S.Y)

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