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ニューヨーク金相場
19日のCOMEX金相場は、ナイジェリアでの武装勢力による油田攻撃の報で原油価格が上昇、これを眺めて朝方金は上伸した。その後は中国の石油小売価格の引き上げの報に原油価格は急落したが、金価格は大幅なプラスを維持した。8月限は$909.50−$893.50で推移したあと前日比10.70ドル高の$904.20で引けた。
原油・石油製品
19日のNYMEX市場では、中国が明日から石油価格や電気料金を引上げると発表したことで、同国の石油需要が落ち込むとの観測から原油価格は4ドル以上の急落となった。 本日納会の原油7月限は$137.82−$131.60で推移したあと前日比4.75ドル安の$131.93で終了し、NY市場終了後の時間外取引ではさらに軟化し$131.48まで下落している。ガソリン7月限は$3.4903−$3.3252で取引のあと前日比11.41セント安の$3.3526で引けた。また灯油7月限は$3.8846−$3.7010のあと前日比14.65セント安の$3.7135で引けた。 中国政府はこの日、ガソリンを17%、ディーゼル油を18%、ジェット燃料を25%、電気料金を4.7%それぞれ引き上げると発表した。中国はこれまで石油会社に補助金を支払い石油の小売価格を低く抑えてきたが、この優遇措置が石油の浪費を招いていると海外から批判が高まっていた。すでに、インド、マレーシア、インドネシア、台湾などが石油に対する補助金を削減しており、今回世界第2位の石油消費国である中国が同様の措置をとったことでアジアでの石油需要が減退するとの観測が強まった。ただ今回の値上げに伴い割当制限がなくなったため、中国のトラック運転手やお金持ちは制限なく、また並ぶこともなく給油出来るようになったため、逆に消費は増加すると見る向きもあるようだ。 ナイジェリアでは、ローヤルダッチ・シェルの運営する日産22万バレルのボンガ油田が武装勢力の攻撃を受けるという事件があったほか、ストライキに突入する予定となっていた米石油大手シェブロンの運営する精製工場で、政府の介入によりスト回避の話し合い続いているとの報道などで、原油価格は乱高下となった。 オイル・ムーブメント社によると、アンゴラとエクアドルを除くOPECの7月5日までの4週間の輸出量は日量23万バレル減少するとしている。
NYMEX19日終値
原油7月限 131.93ドル (−4.75) 11月限 133.43ドル (−4.31) 灯油7月限 371.35セント(−14.65) 12月限 385.50セント(−13.70) ガソリン7月限 335.26セント(−11.41) 12月限 320.91セント(−9.51)