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ニューヨーク金相場
週明け23日のCOMEX金相場は、先週末からの弱地合いを引き継いで軟調な展開となっていたところにドル高も加わり下げ幅を拡大した。8月限は$909.70−$877.40で推移したあと前日比16.50ドル安の$887.20で引けた。
原油・石油製品
23日のNYMEX市場では、サウジアラビアが来月からの増産計画を明らかにしたものの、ナイジェリアにおける武装勢力による破壊活動やストライキの決行で同国の原油生産が減少し需給がひっ迫するとの観測が強まり原油価格は続伸となった。 原油8月限は$138.14−$134.05で推移したあと前日比1.38ドル高の$136.74で終了した。ガソリン7月限は$3.4955−$3.4063で取引のあと前日比1.59セント高の$3.4551で引けた。また灯油7月限は$3.8637−$3.7532のあと前日比2.47セント高の$3.7964で引けた。 サウジアビアのヌアイミ石油鉱物資源相は22日、7月から20万バレル増産し生産量を日量970万バレルにする計画を発表したが、ナイジェリアでの生産障害を相殺するには至らなかった。 ただ同氏はサウジアラビアが来年末までに生産能力を日量1250万バレルに高める計画であり、さらに必要とあれば3年以内に生産能力を日量1500万バレルに引き上げることも可能だと述べている。またイランの核開発問題をめぐり欧州連合(EU)が新たな経済制裁の導入を決めたことも支援材料となった。 ナイジェリアでは19日にローヤル・ダッチ・シェルの運営するボンガ油田が武装勢力の攻撃を受け日量19万バレルの原油生産に支障が生じ、また先週シェブロン石油のパイプラインが破壊され日量12万バレルの油送に障害が生じていた。さらにホワイトカラーの労組が23日、シェブロンに対しスト決行を宣言したことで、同国における同社の32ヵ所の油田で合計日量35万バレルの石油生産に影響が出る可能性が出てきた。 ただ石油施設を攻撃したニジェール・デルタ解放戦線(MEND)はこの日、“平和と対話のために明日から攻撃を中止し、外国企業に対する行動は明日のよる0時をもって終了する”と宣言しており、市場ではこれが実施されれば石油相場にとってかなりの圧迫材料になるとしている。
NYMEX23日終値
原油8月限 136.74ドル (+1.38) 11月限 137.28ドル (+1.57) 灯油7月限 379.64セント(+2.47) 12月限 393.81セント(+2.59) ガソリン7月限 345.51セント(+1.59) 12月限 329.91セント(+2.74)