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ニューヨーク金相場
25日のCOMEX金相場は、FOMCのせ策決定発表を控えて様子見気分が強いなか、原油価格の低下を眺めて軟調な展開となった。序盤に発表された5月の米耐久財受注、新築住宅販売がともに予想の範囲内で動きは限定的だったが、その後は原油価格のジリ安を眺めて売りが膨らんだ。8月限は$880.10−$876.00で推移したあと前日比9.30ドル安の$882.30で引けた。
原油・石油製品
25日のNYMEX市場では、この日発表された米週間石油在庫統計で原油在庫が予想に反して増加したことや、過去4週間の燃料需要が価格高騰を反映して前年同期から減少したことを受けて原油価格は大幅反落となったが、終盤にはFOMCが金利据え置きを決定したことを受けてドルが軟化したため下げ幅を縮めて終了した。 原油8月限は$137.58−$131.95で推移したあと前日比2.45ドル安の$134.55で終了した。ガソリン7月限は$3.4691−$3.3255で取引のあと前日比6.94セント安の$3.3941で引けた。また灯油7月限は$3.8374−$3.6870のあと前日比6.44セント安の$3.7492で引けた。 米FRBはこの日、連邦公開市場委員会(FOMC)の定例会合を開き、日本のオーバー・ナイト・コールレートに当たるフェデラルファンド・レートの誘導目標を2%に据え置くことを決定した。声明では、経済成長の下振れリスクは残るものの、幾分縮小した模様であり、インフレとインフレ期待の上振れリスクは拡大したとし、インフレへの警戒度を高め、これまで実施してきた連続利下げを停止した。 この日EIAから発表された米週間石油在庫統計の詳細は後記の通りである。 原油在庫は稼働率の低下により140万バレルの減少予想に反して80万バレルの増加となった。原油在庫は6週間ぶりの増加となったが、在庫量は3億175万バレルと昨年を5070万バレル下回る水準にある。ガソリン在庫は15万バレル減少して2億875万バレルとなり昨年を460万バレル上回る水準になった。需要は前週比若干増加したが、前年同期比では2.5%減少となった。 留出油在庫は282万バレル増加、うち灯油在庫は140万バレル増加して2650万バレルとなり、昨年を620万バレル下回る水準となった。留出油需要の4週間平均は前年同期比1.1%の減少だった。また燃料消費量の4週間平均は日量2020万バレルで前年から2.3%低下した。 この他のニュースでは、先週ナイジェリアで武装勢力によりパイプラインを爆破されたシェブロン石油はナイジェリア産エスクラボス原油の輸出に対し不可抗力条項の適用を宣言した。
NYMEX25日終値
原油8月限 134.55ドル (−2.45) 11月限 135.52ドル (−2.26) 灯油7月限 374.92セント(−6.44) 12月限 389.76セント(−6.10) ガソリン7月限 339.41セント(−6.94) 12月限 325.79セント(−5.11)
この日発表された米週間石油在庫統計の詳細は次の通りである。
原油在庫 80万B減少 ガソリン在庫 15万B減少 留出油在庫 282万B増加 原油輸入 日量1025万B(変わらず) 製品輸入 日量 329万B(+22万) 稼働率 88.6%(0.7%低下)