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ニューヨーク金相場
前日の大幅高のあとを受けて利食い売りが先行した。しかしその後売り一巡後は民間雇用調査の内容が弱かったこと、ポールソン財務長官による米景気停滞を示唆する発言などを背景としたドル安や、原油の上伸を受けて買い戻しが入り、結局小幅高で引けた。8月限は$947.50−$936.50で推移したあと前日比2.00ドル高の$946.50で引けた。
原油・石油製品
2日のNYMEX市場では、この日発表された米週間石油在庫統計で、原油在庫が大幅減少し原油の需給ひっ迫が改めて確認されたことや、ドルが対主要通貨で下落したことなどを材料に原油価格は史上最高値を更新して上伸した。 原油8月限は$143.91−$140.01で推移し一時最高値を更新したあと前日比2.60ドル高の$143.57で終了し、終値としても既往最高値を更新した。またNY市場終了後の時間外取引では更に続伸し$144.32まで上昇した。 ガソリン8月限は$3.5599−$3.4773で取引のあと前日比3.60セント高の$3.5494で引けた。また灯油8月限は$4.0831−$3.9210のあと前日比12.80セント高の$4.0715で終了し、日中高値も終値としても既往最高値を更新した。 本日開かれる欧州中央銀行(ECB)の政策会合では、0.25%の利上げが決定されるものと見られているが、このところの高官発言に注目すると今後一段の利上げが示唆される可能性もあり、この日、ドルは対主要通貨で下落、とりわけ対ユーロでは一時1.5887と4月24日以来の安値を付けた。 この日EIAから発表された米週間石油在庫統計の詳細は後記の通りである。 原油在庫は輸入量が減少したことや、稼働率の上昇により予想を大幅に超える198万バレルの減少となった。これで在庫量は2億9977万バレルと昨年を5410万バレル下回る水準となった。 ガソリン在庫は需要の減退により210万バレル増加して2億1085万バレルとなり昨年を630万バレル上回るレベルになった。ガソリン需要は前週比若干増加したものの、前年同期比では日量20万バレル減少しており、ガソリン価格の高騰によって米国のドライバーの行動パターンが変わりつつあることが明らかになっている。 留出油在庫は126万バレル増加、うち灯油在庫は120万バレル増加し2770万バレルとなった。これは昨年を460万バレル下回る水準である。
NYMEX2日終値
原油8月限 143.57ドル (+2.60) 12月限 144.97ドル (+2.50) 灯油8月限 407.15セント(+12.80) 1月限 423.30セント(+12.05) ガソリン8月限 354.94セント(+3.60) 1月限 348.59セント(+4.75)
この日発表された米週間石油在庫統計の詳細は次の通りである。
原油在庫 198万B減少 ガソリン在庫 210万B増加 留出油在庫 126万B増加 原油輸入 日量1016万B(−8万) 製品輸入 日量 357万B(+28万) 稼働率 89.2%(0.6%上昇)