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07/11 前日海外

ニューヨーク金相場

10日のCOMEX金相場は、中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の急騰を背景に続伸した。イランが前日に続いてミサイル発射実験を実施したことでこの地域の緊張が一挙に高まった。8月限は$945.40−$929.00で推移したあと前日比13.40ドル高の$942.00で引けた。


原油・石油製品

10日のNYMEX市場では、イランが前日に引き続きミサイル発射実験を実施し中東情勢が緊迫化したこと、ナイジェリアで武装集団が休戦を解除すると述べたことなどで原油価格は6ドル以上急伸した。またプログラム売買による自動注文が発動されたことも買いを促進した。また国際エネルギー機関(EIA)による留出油の需給がタイトになるとの報告で灯油先物が急伸した。
原油8月限は$142.10−$135.43で推移したあと前日比5.60ドル高の$141.65で終了した。ガソリン8月限は$3.5211−$3.3630で取引のあと前日比13.01セント高の$3.5109で引けた。また灯油8月限は$4.0553−$3.8455のあと前日比18.58セント高の$4.0374で引けた。
イランの革命防衛隊はペルシャ湾で前日に続きミサイル発射実験を再び実施、一部は艦船からも発射された模様だ。国営テレビは、米国、イスラエルによるいかなる攻撃にもイランは自衛できることを示すのが目的と伝えている。イランは、イスラエルでイランの核施設への空爆論が浮上するなかで、攻撃された場合ホルムズ海峡を封鎖すると警告しているが、これに対し米海軍の司令官はイランによるホルムズ海峡封鎖には軍事的に対抗するとの強硬姿勢を示していた。
ナイジェリアでは反政府武装勢力ニジェール・デルタ解放運動(MENDF)が、英国がナイジェリア政府に申し出た石油艦船施設の保全支援に反対を表明し、6月19日から続いていた一方的な休戦を解除することを明らかにした。ナイジェリアではMENDによる破壊行為によって2006年以来同国の石油生産の20%以上に影響が出ており、市場ではこの措置によって石油施設への攻撃再開が再開され、石油輸出に大きな影響が出るとの懸念が強まっている。
国際エネルギー機関(IEA)は今年の石油需要予測を6ヵ月ぶりに上昇に修正した。月報によると今年の世界の石油需要は発展途上国からの需要増などで、前回の見込みから8万バレル引上げて日量8685万バレルになるとしている。
この他のニュースでは、ブラジルの国営石油会社PETROBRASの労働組合が7月14日から5日間のストライキを実施すると発表している。


NYMEX10日終値

原油8月限    141.65ドル (+5.60)
 12月限    143.44ドル (+5.43)
灯油8月限    403.74セント(+18.58)
  1月限    419.79セント(+16.93)
ガソリン8月限  351.09セント(+13.01)
    1月限  347.29セント(+14.16)


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