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ニューヨーク金相場
14日のCOMEX金相場は、金融不安が高まるなか安全資産としての魅力が高まり続伸した。経営不振の米政府系住宅金融会社に対して公的資金の注入を含む支援策が発表されたが、今週から米金融機関決算発表が本格化するなかで信用不安は消え去らず、安全資産として金の需要が高まっている。また節目であった950ドルを超えたことで先高観がさらに強まっているようだ。8月限は$975.20−$957.00で推移したあと前日比13.10ドル高の$973.70で引けた。
原油・石油製品
週明け14日のNYMEX市場では、ブラジルからの供給が途絶える可能性があるとの懸念を背景に原油価格は買い先行で始まったが、その後はドルが対ユーロで上昇したのを眺めて上げ幅を縮め結局小幅続伸して引けた。 原油8月限は$146.37−$142.49で推移したあと前日比0.10ドル高の$145.18で終了した。ガソリン8月限は$3.5962−$3.5114で取引のあと前日比0.55セント安の$3.5577で引けた。また灯油8月限は$4.1200−$4.0132のあと前日比1.17セント安の$4.0649で引けた。 ブラジル国営の石油会社ペトロブラスの従業員が5日間のストライキに入ったことで供給懸念が高まった。ペトロブラスはブラジルの生産量日量180万バレルのうちの82%を 生産しているが、今回のストで日量40万バレルの生産に支障が出る模様である。西半球からの、米国に友好的な国からの原油供給が止まるということで米国市場への影響が懸念されている。またカリブ海のはるか東方に熱帯性低気圧に発達する可能性のある低気圧が発生したことも支援材料となった。 その後は経営不振の米政府系住宅金融会社、ファニーメイとフレディーマックに対して公的資金注入を含む支援策が決定したことから、信用不安が緩和されドル買い戻しの動きが強まり原油には売り圧力が強まった。
NYMEX14日終値
原油8月限 145.18ドル (+0.10) 12月限 146.68ドル (+0.33) 灯油8月限 406.49セント(−1.17) 1月限 423.14セント(−1.02) ガソリン8月限 355.77セント(−0.55) 1月限 353.77セント(+0.80)
今週の米週間石油在庫統計は日本時間明晩11:30に発表の予定だが、予想は以下の通りである。
原油在庫 120万B減少 ガソリン在庫 30万B減少 留出油在庫 190万B増加