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ニューヨーク金相場
15日のCOMEX金相場は、序盤はユーロが対ドルで1.60台に乗せる勢いを見せるなどで金は1000ドル乗せを伺う勢いを見せていたが、その後のバーナンキFRB議長の議会証言で原油が急落すると金も値を崩し上げ幅を縮めた。8月限は$988.60−$969.30で推移したあと前日比5.00ドル高の$978.70で引けた。
原油・石油製品
15日のNYMEX市場では、この日のバーナンキFRB議長の議会証言をきっかけに米景気の一段の悪化が懸念され、原油やガソリン需要が落ち込むとの観測が強まり原油価格は6ドル以上の急落となった。 原油8月限は$146.73−$135.92で推移したあと前日比6.44ドル安の$138.74で終了した。ガソリン8月限は$359.15−$330.90で取引のあと前日比17.37セント安の$338.40で引けた。また灯油8月限は$411.34−$383.90のあと前日比14.59セント安の$391.90で引けた。 この日、バーナンキ米FRB議長は上院銀行委員会で証言し、経済成長見通しに明確な下振れリスクがあると表明する一方で、インフレ高進リスクが高まっていると指摘、金融政策の方向性を判断することが難しくなっているとの見解を示した。 これを受けて市場では深刻なリセッションの可能性が高まっていることに注目が集まってこの日のエネルギー価格の下落につながり、原油価格は140ドルを割ったところで大量の売りを浴び急落となった。 エネルギー価格上昇は日常生活にも大きな影響を与えており、マスターカードによる調査によれば米国の先週のガソリン需要は5.2%減少と12週連続の減少となっている。 またOPECはOPEC各国が産出する原油への需要は、2009年は今年から71万バレル減少し日量3120万バレルにとどまるとの予測を発表している。 ブラジルの国営石油公社、PETROBURASでは昨日からストが始まっているが、原油生産は正常の状態に回復したと発表しており、これも圧迫材料となった。
NYMEX15日終値
原油8月限 138.74ドル (−6.44) 12月限 140.61ドル (−6.07) 灯油8月限 391.90セント(−14.59) 1月限 408.47セント(−14.67) ガソリン8月限 338.48セント(−17.29) 1月限 338.93セント(−14.84)
今週の米週間石油在庫統計は日本時間今夜11:30に発表の予定だが、予想は以下の通りである。
原油在庫 210万B減少 ガソリン在庫 40万B減少 留出油在庫 200万B増加