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ニューヨーク金相場
16日のCOMEX金相場は、原油安とドル高を受けて反落となった。この日発表された米週間石油在庫統計で原油、石油製品とも在庫が大幅な増加を示したで原油価格は大幅続落となった。またNY株式相場が急反発したことや、バーナンキFRB議長によるドル買い支え介入可能性の発言などでドルが対主要通貨で反発した。8月限は$982.50−$958.20で推移したあと前日比16.00ドル安の$962.70で引けた。
原油・石油製品
16日のNYMEX市場では、この日発表された米週間石油在庫統計で原油在庫やガソリン在庫が予想に反して増加し、灯油在庫も予想を超えて増加したことや、米株式市場の上昇に伴ってドルが反発したことなどを受けて、原油価格は大幅続落し2日間で10ドル以上の下落となった。 原油8月限は$139.30−$132.00で推移したあと前日比4.14ドル安の$134.60で終了した。ガソリン8月限は$3.3995−$3.2158で取引のあと前日比10.54セント安の$3.2794で引けた。また灯油8月限は$3.9491−$3.7603のあと前日比7.80セント安の$3.8410で引けた。 この日の米株式相場は、米銀ウェルズ・ファーゴの予想を上回る業績発表を手掛かりに金融株が過去最大の値上がりを記録しダウ工業株30種平均は250ドルを超えて上昇、これを好感してドルは対主要通貨で上昇した。またバーナンキFRB議長がドルの買い支え介入を実施することもあり得るとの発言もドル相場を支援した。 この日EIAから発表された米週間石油在庫統計の詳細は後記の通りである。 原油在庫は輸入量が124万バレル増加し日量1079万バレルに達したことで、210万バレルの減少予想に反し295万バレルの増加となった。これで在庫量は2億9688万バレルとなったが、昨年を5260万バレル下回る水準にある。 ガソリン在庫は生産が増加したものの需要が伸びなかったことで、予想に反し247万バレル増加、在庫量は2億1423万バレルと昨年を930万バレル上回るレベルになった。 ガソリン需要の過去4週間平均は日量935万バレルで前年比2.1%の減少となっている。 留出油在庫は318万バレル増加、うち灯油在庫は130万バレル増加して3000万バレルとなったが未だ昨年を370万バレル下回っている。石油製品の過去4週間の平均需要は日量2030万バレルで前年比2.0%の減少となっている。 結局今回の統計では価格高騰や景気減速に伴う石油需要の落ち込みがようやく在庫量にも反映され始めたことが明らかになったようで、極めて弱い内容として受け止められた。 この他のニュースでは、ストライキ中のブラジルの国営石油会社ペトロブラスでの生産が通常の水準に回復したことや、ナイジェリアでは米大手石油会社シェブロンが武装勢力の攻撃を受けたパイプラインの操業を再開したとの報が入っており圧迫材料となった。
NYMEX16日終値
原油8月限 134.60ドル (−4.14) 12月限 136.71ドル (−3.90) 灯油8月限 384.10セント(−7.80) 1月限 401.14セント(−7.32) ガソリン8月限 327.94セント(−10.54) 1月限 328.49セント(−10.44)
この日発表された米週間石油在庫統計の詳細は次の通りである。
原油在庫 295万B増加 ガソリン在庫 247万B増加 留出油在庫 318万B増加 原油輸入 日量1079万B(+124万) 製品輸入 日量 315万B(+16万) 稼働率 89.5%(+0.3%)