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ニューヨーク金相場
22日のCOMEX金相場は、原油安とドル高で、インフレヘッジとして、またドルの代替投資先としての魅力が薄れ大幅反落となった。原油価格はメキシコ湾にあった熱帯性暴風雨が石油施設の集中する地域をそれる見通しとなったことで下落した。またドル通貨は、ポールソン米財務長官による強いドルへの支持表明や、フィラデルフィア連銀総裁による早期利上げ支持の発言などを背景に上昇した。8月限は$973.00−$944.50で推移したあと前日比15.20ドル安の$948.50で引けた。
原油・石油製品
22日のNYMEX市場では、メキシコ湾にあった熱帯暴風雨”ドリー“が石油施設の集中する地域をそれるとの予報や、ドルが対主要通貨で上昇したことなどで原油価格は3ドル以上下落した。 この日納会の原油8月限は$132.07−$125.63で推移し6月5日以来の安値を付けたあと前日比3.09ドル安の$127.95で終了した。この日付けた安値$125.63は7月11日に付けた史上最高値からは21.63ドル、13.7%の下落となった。ガソリン8月限は$3.2447−$3.0945で取引のあと前日比7.01セント安の$3.1470で引けた。また灯油8月限は$3.7845−$3.6430のあと前日比6.97セント安の$3.6782で引けた。 熱帯性暴風雨”ドリー“は勢力を増しハリケーンに発達する見通しであるが、石油関連施設の少ないメキシコと米国の国境付近に上陸する予定であり原油や石油製品の供給に大きな影響は出ないとの見方が広がた。メキシコの石油輸出港であるカヨ・アルカスではこの日作業を再開したが、米鉱物資源庁によれば原油生産の4.7%、天然ガス生産の5.1%に影響が出たとしている。 一方、ドル相場はポールソン米財務長官が強いドルへの支持を表明したほか、フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁が利上げの必要性を指摘したことで対主要通で上昇した。 ポールソン長官はニューヨークでの講演で、議会が今週住宅金融大手のファニーメイとフレディマックに対する信認回復に向けて法案を可決することを確信していると述べた。またフィラデルフィア連銀のプロッサー総裁は政策金利の引き上げを早い時期に実施すべきとの見解を示した。こうしたことを背景にドルは対主要通貨で上昇し、対ユーロでは前日帆終値1.5922からこの日は1.5758へと1%以上の上昇となった。
NYMEX22日終値
原油8月限 127.95ドル (−3.09) 12月限 129.90ドル (−3.14) 灯油8月限 367.82セント(−6.97) 1月限 383.83セント(−7.86) ガソリン8月限 314.70セント(−7.01) 1月限 314.34セント(−6.12)
今週の米週間石油在庫統計は日本時間今夜11:30に発表の予定だが、予想は以下の通りである。
原油在庫 70万B減少 ガソリン在庫 30万B増加 留出油在庫 230万B増加