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07/24 前日海外

ニューヨーク金相場

23日のCOMEX金相場は、ドルの上昇や原油の急落を背景に手じまい売りが加速し金は大幅続落となった。ドルは米金融不安の後退を背景に対主要通貨で上昇、また原油はこの日発表された米週間石油在庫統計の弱い内容を眺めて売りが膨らんだ。これを受けインフレヘッジとしてまたドルの代替投資先としての金の魅力が薄れた。8月限は$944.00−$922.00で推移したあと前日比25.70ドル安の$922.80で引けた。


原油・石油製品

23日のNYMEX市場では、この日発表された米週間石油在庫統計で、需要の落込みによってガソリン在庫、留出油在庫が予想を超えて増加したことや、米信用不安の後退でドルが上伸したことなどを受けて原油価格は7週間ぶりに125ドルを割り込んで下落した。
原油9月限は$128.70−$124.30で推移したあと前日比3.98ドル安の$124.44で終了し6月4日以来の安値で引けた。ガソリン8月限は$3.1460−$3.0306で取引のあと前日比11.26セント安の$3.0344で引けた。また灯油8月限は$3.6834−$3.5405のあと前日比12.81セント安の$3.5501で引けた。
この日、米住宅金融のファニーメイ(米連邦住宅抵当金庫)とフレディーマック(連邦住宅貸付抵当公社)に対する政府の支援法案可決が有力視されたことを背景にドルが対円で4週間ぶりの高値に上昇し、対ユーロでも1.5670まで上昇した。ドルの上昇を眺めて原油や金など商品相場は序盤から軟化し、これまでの実物資産を買う動きの巻き戻しが起きている。
この日EIAから発表された米週間石油在庫の詳細は後記の通りである。
原油在庫は輸入量が98万バレル減少し日量980万バレルに止まったことで155万バレルの減少となった。これで原油在庫は2億9533万バレルと昨年同期を5060万バレル下回る水準となった。
ガソリン在庫は稼働率は低下したものの、需要が低迷したことなどで予想の30万バレル増加を大幅に超える284万バレルの増加となった。これでガソリン在庫は4週連続の増加となり在庫量は2億1708万バレルと昨年同期を1220万バレル上回る水準となった。
留出油在庫は241万バレル増加、うち灯油在庫は120万バレル増加して3120万バレルとなったが昨年を370万バレル下回る水準にある。
石油製品需要は日量1990万バレルと2007年1月以来の低水準に落ち込んでおり、製品価格の高騰が大きく影響していることが明らかになった。またガソリン需要の過去4週間平均は前年同期比2.4%低下の日量934万バレルに止まった。
今回の統計は需要が価格高騰と景気減速の影響を受けていることを明確に表しており、極めて弱い内容のものだったと受け止められている。


NYMEX23日終値

原油9月限    124.44ドル (−3.98)
 12月限    125.88ドル (−4.02)
灯油8月限    355.01セント(−12.81)
  1月限    371.50セント(−12.33)
ガソリン8月限  303.44セント(−11.26)
    1月限  304.04セント(−10.31)


この日発表された米週間石油在庫統計の詳細は次の通りである。

原油在庫     155万B減少
ガソリン在庫   284万B増加
留出油在庫    241万B増加
原油輸入     日量 980万B(−98万)
製品輸入     日量 309万B(−6万)
稼働率      87.1%(−2.3%)


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