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貴金属 昨晩23日のNY金相場(8月限)は大幅続落となり、前日比25.7ドル安となる922.8ドルにて取引を終えています。この日の取引では、(1)米ドル高、(2)原油相場が大幅に続落となったこと(インフレ懸念の後退)、(3)株式市場への資金シフトの動き(米株式市場が連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の救済案が下院を通過する見通しを受けて続伸)、(4)CFTCのコミットメント・オブ・トレーダーズレポートにおいて報告されていたように前週までの取引において大きく買いが膨らんでいたこと等を背景にこの日も手仕舞いと未ら得る売りが活発化しました。市場関係者からは、目先の下値支持線は907ドル、900ドル、次いで887ドルとの指摘がなされていました。NY白金(10月限)は8営業日続落となり前日比47.4ドル安となる1760.8ドルにて取引を終えています。この日の取引では、(1)米ドル高、(2)原油などの他銘柄が続落となっていたこと、(3)世界の自動車販売が鈍化し、自動車用触媒としての白金族(PGM)の需要が減少するとの懸念、(4)東京市場で大幅に下落となっていたこと等を背景に大幅に続落となりました。ただ南アの電力価格上昇や食料・燃料価格上昇に対する抗議スト実施(また、同国では8月6日には全国的なストが予定されています)が伝えられたこともあり、終盤にかけては下げ一服となっていました。外電換算では金が50円安、白金が100円安あたりでの値動き予想となっております。(K.S) 石油製品 23日のNY原油市場は需要低迷による在庫の増加が嫌気され大幅続落し、124.44(-3.98)で終了した。ハリケーンへと発達した「ドリー」が石油施設の集中する地域からはずれたことも売り材料。EIAが発表した週間在庫統計では原油在庫が前週比160万b減少(事前予想は同70万b減少)、ガソリン在庫が同290万b増加(事前予想は30万b増加)、留出油在庫は同240万b増加(事前予想は230万b増加)となっており、製品在庫の増加が目立つ内容。本日の東京ガソリン市場はNY原油安から原油換算で約1,400円程度の下落が予想され、心理的節目である9万円割れトライとなるであろう。現在NY原油の時間外取引は124.49(+0.05)あたりの推移となっている。(M.O) 穀物 23日のシカゴ穀物市場はトウモロコシ、大豆ともに下落する展開となった。トウモロコシ12月限は1.75セント安、大豆11月限は25.00セント安となった。ドル高、原油安を嫌気した格好。受粉期に入っているトウモロコシにとって良好な天候が見込まれていることなども圧迫要因となったようだ。大豆においてドル高、原油安に加えてアルゼンチン政府が輸出関税を撤回したことにより同国からの穀物輸出が増えるとの観測がでているという。 本日の東京穀物市場の値幅制限は、トウモロコシが1,200円に拡大のまま、一般大豆が2,400円に拡大のまま、Non-GMO大豆が4,500円に拡大のままとなる。夜間取引はトウモロコシ12月限が1.50セント高、大豆11月限が2.25セント安あたりでの推移となっている。外電換算ではトウモロコシが600円高、大豆が300円高あたりの値動き予想となっているいるものの、昨日の東京穀物市場の上記3銘柄は、いずれもストップ安を含んだ大幅下落で取引を終えているため、マイナスサイドでの推移となることも想定しておきたい。(S.Y)