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ニューヨーク金相場
15日のCOMEX金相場は、ドルの上昇や原油価格の下落を背景に下落し、8ヵ月半ぶりの安値引けとなった。ユーロ圏の景気減速を受けてドルは対ユーロで強含み、約6ヵ月ぶりの高値圏に上昇した。また原油価格は世界的な景気低迷を反映した需要減退見通しを受けて大幅続落となった。12月限は$805.00−$784.00で推移したあと前日比22.40ドル安の$792.10で引けた。
原油・石油製品
15日のNYMEX市場では、ドルが対ユーロで6ヵ月ぶりの高値に上伸したことや、世界的な景気後退による石油需要減退観測などで、原油価格は一時3ヵ月ぶりの安値となる111ドル台に沈んだ。またこの日は9月物原油オプションの最終取引日となっていたが、未だ大量の未決済ポジションが残っていたことで、このオプション決済に絡む取引で原油相場は乱高下した。 原油9月限は$115.20−$111.34で推移したあと前日比$1.24安の$113.77と5月1日以来の安値引けとなった。この日の安値である$111.34は、7月11日に付けた史上最高値$147.27からは35.93ドル、24.4%の下落となった。ガソリン9月限は$2.9052−$2.8142で取引され、一時4月14日以来の安値に沈んだあと前日比5.18セント安の$2.8602で引けた。また灯油9月限も$3.1280−$3.0240で取引され一時4月7日以来の安値を付けたあと前日比2.00セント高の$3.1191で引けた。 ニューヨーク外為市場では、この日ドルが対ユーロで6ヵ月ぶりの水準に上昇、ユーロ圏経済が失速を示す一方で米景気減速が底入れしつつあるとの見方が広がった。この日発表された8月のNY州製造業業況指数は予想外のプラスとなり、7月の米鉱工業生産指数や8月の米ミシガン大消費者信頼感指数も上昇した。一方で前日に発表されたユーロ圏の第2・四半期GDPは1995年の統計開始以来初めて前期比でマイナス成長となった。こうした状況のなか、ドルは対ユーロで一時2月以来の高値となる1.4660に上伸した。 OPECはこの日、2008年の世界の石油需要見通しを下方に修正する一方で、十分な供給が在庫を積み上げるとの見方を示した。さらに国際エネルギー期間(IEA)は7月のOPECの原油生産が14.5万バレル増加し日量3280万バレルに達したと発表、ともに下げ材料に加わった。 シカゴ商品先物取引協会(CFTC)が発表した8月12現在の投機筋のポジションは、原油がネット売り持ちの9130枚でネット売り持ちが3580枚増加、ガソリンはネット買い持ちの44561枚でネット買い持ちが807枚減少、灯油がネット買い持ちの16462枚でネット買い持ちが1375枚減少となった。
NYMEX15日終値
原油9月限 113.77ドル (−1.24) 1月限 115.17ドル (−0.79) 灯油9月限 311.91セント(+2.00) 2月限 326.11セント(+1.35) ガソリン9月限 286.02セント(−5.18) 2月限 282.92セント(−3.38)