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ニューヨーク金相場
4日のCOMEX市場では、対ドルでユーロが下落したことや原油安を受けて4営業日続落となった。この日欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁がユーロ圏経済の弱さに言及したことを受け、ユーロ売りが進み対ドルで年初来安値に沈んだ。加えて原油価格が供給懸念の後退で弱含んだことで金もつれ安となった。12月限は$817.00−$798.50で推移したあと前日比5.00ドル安の$803.20で引けた。
原油・石油製品
4日のNYMEX市場では、この日発表された米石油在庫統計で原油在庫が予想に反して減少したものの、ユーロが対ドルで年初来安値をつけたためインフレヘッジとしての商品の魅力が弱まり原油価格は5ヵ月ぶりの安値に下落した。 原油10月限は$110.60−$106.52で推移したあと前日比1.46ドル安の$107.89で終了した。ガソリン10月限は$2.7990−$2.6845で取引のあと前日比2.64セント安の$2.7404で引けた。また灯油10月限は$3.0990−$3.0025のあと前日比5.51セント安の$3.0237で引けた。 この日、欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁が金融政策決定後の記者会見で、ユーロ圏の経済活動の弱さについて言及したことがユーロの売りを誘った。またルクセンブルグのユンケル首相兼財務相がユーロは課題評価されていると指摘しユーロは対円と対ポンドでも下落した。この日対ドルでは一時1.4316ドルと昨年12月20日以来の安値に沈んだ。今年は年半ばごろまではドル安に対するヘッジから商品に資金が流入し、原油をはじめ金、穀物相場が過去最高値を更新したが、このところのユーロの下落で資金の流れが逆の動きになっており、商品買いのポジションを解消する動きが続いている。 この日発表された米週間石油在庫統計の詳細は後記の通りである。 原油在庫は輸入量が14万バレル減少し日量983万バレルに止まったことや、稼働率の上昇により予想に反して189万バレルの減少となった。これで在庫量は3億386万バレルと昨年同期を1820万バレル下回る水準となった。 ガソリン在庫は103万バレル減少し、在庫量は1億9440万バレルと昨年同期比60万バレル下回る水準となっている。 留出油在庫は増加予想に反し41万バレル減少、うち灯油在庫は30万バレル減少して3530万バレルと昨年同期を580万バレル下回るレベルとなった。 EIAによると、ハリケーン”グスタフ“の影響で未だメキシコ湾岸の石油生産の95.2%が停止されている。3ヵ所のリファイナリーが正常の生産に戻ったものの、未だ13のリファイナリーが閉鎖された状態となっている模様だ。 現在プエルトリコの北東800kmにあるハリケーン”アイク“は最大風力60mの勢力を持つカテゴリー4のハリケーンに発達し毎時20kmで西方に移動中である。
NYMEX4日終値
原油10月限 107.89ドル (−1.46) 2月限 109.99ドル (−1.47) 灯油10月限 302.37セント(−5.51) 3月限 312.77セント(−5.11) ガソリン10月限 274.04セント(−2.64) 3月限 272.74セント(−3.39)
この日発表された米週間石油在庫統計の詳細は次の通りである。
原油在庫 189万B減少 ガソリン在庫 103万B減少 留出油在庫 41万B減少 原油輸入 日量 983万B(−14万) 製品輸入 日量 280万B(−33万) 稼働率 88.7%(+1.4%)