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■[ウィークリーレポート]先週のドル・円 12:53
始値107円27銭 高値108円43銭 安値105円88銭 終値106円13銭
先週のドル・円は、週半ばまでは堅調に推移したものの週後半からは早期利上げ観測の後退、株安、原油高騰による景気悪化懸念も加わり、急落した。24・25日と開かれたFOMCでは政策金利据え置きが決定され、声明文も景気下ぶれリスクとインフレリスクを注視したものとなった。このため早期利上げ観測が後退。米住宅市場を示す経済指標も悪化。米投資銀行ゴールドマン・サックスによる米金融大手シティ・グループや米自動車大手GMの投資判断引き下げ、格付機関ムーディーズによる米投資銀行大手モルガン・スタンレーの格下げ示唆も加わり、信用懸念が広がった。さらにNY原油先物が一時1バレル143ドルに迫る水準まで急騰し、景気への懸念が強まったこともドル売りの材料となった。FOMC後に一時108円台半ばまで上昇したドル・円は、週末NY市場で105円台後半まで急落した。結局、ドル・円は前週末比1円14銭ドル安・円高の106円13銭で週を終えた。
今週のドル・円
今週のドル・円は先週後半からのドル安の流れが続く公算が強い。市場では3日の欧州中央銀行理事会で欧州が0.25%の利上げに踏み切るとの見方が強い一方、米国が8月のFOMCで利上げする可能性が急低下しており、ドルがユーロ等主要通貨に対して売られやすい状況が続きドル・円も軟調に推移しそうだ。米雇用悪化が続くなか3日の雇用統計がさらなる雇用悪化を裏付けるような内容となれば、ドル続落は避けられない。その他、先週1バレル143ドルに肉薄したNY原油先物の動向には引き続き注意が必要だ。
今週注目の主要経済指標やイベント等
・ 主要経済指標
1日 6月日銀短観、6月米ISM製造業景況感指数
3日 6月米雇用統計、6月米ISM非製造業景況感指数
・ イベント等
3日 欧州中央銀行理事会
4日 独立記念日のため米市場休場、経済協力開発機構(OECD)閣僚会議(5日まで、パリ)
今週の市場予想レンジ 104円00銭〜108円00銭
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